平成最後の夏。住之江区では、地元の府立港南造形高校の高校生が、あの電通の協力のもと、地域を取材し、地域の人たちと一緒に全14地域のポスターを制作しました。
高校生が見出して表現した「地域の魅力」。ぜひご覧ください。
大阪府立港南造形高校の高校生や先生方
取材協力いただいた地域の皆様
電通のクリエーターの皆様 日下慶太氏・郭あかげ氏・杦本祥吾氏・石川平氏
コンセプトは、「神輿を通じたまちのつながり」。祭りへの地域の人の熱い思いを感じました。祭りの力強さがよく表現できたと思います。今まで安立地域を知りませんでしたが、取材を通じてまちの魅力に感動しました。
コンセプトは、「住之江でゆっくりすごしたいんならココだと思うんですよ、加賀屋新田会所跡」(取材での会長独自の口調)。取材でまちを散策中、すれ違うこどもと会長が声をかけあっているのが新鮮でした。ポスターのロゴマークは加賀屋新田会所跡の冠木門をモチーフにしました。
こだわったのは、「会長をかっこよく撮りたい」。次世代への継承を話す地域の人の話を聴いて、今までみんなで地域をつくってきたリーダーへの敬意が湧きました。細かいところまでいろんな人に見てほしいです。
コンセプトは、「地域の人とアートの融合」。取材の時、たくさんの地域の人が集まってくれて嬉しかったし、みなさんとても優しかったです。アートも地域の人もまちの魅力でした。取材で何回も訪れても“すてきなまち”だと思いました。
取材で感じたのは、「人が元気、高齢者が元気」。70歳代は若手という言葉にビックリ!背景を黒にするのに勇気がいりました。黒は、地域の人の力強さを表現しました。今回の取組みで加賀屋東地域が好きになりました。毎日でも遊びに行きたいです!
コンセプトは、「粉浜の町の魅力・住みやすさ」。取材で聞いた住吉大社から旅に出ようとした一寸法師。粉浜が住みやすくて住み着いたのをイメージしました。ポスターでは、ちょこんとした小さな一寸法師の感じを出したかったので、おわん等小道具の大きさにもこだわりました。白色の背景は、昔の粉浜の砂浜をイメージしました。
コンセプトは、「第2の実家」。取材で人を大事にするまちだと聞きました。木造の会館と地域内外の人に関わらずウェルカムな雰囲気を大切にしていることから実家を連想しました。訪れる人みんなの実家を表現しました。
閃いたのは「新しくて元気なまち」。この地域は、通学で通るなじみのあるまちです。取材を通じて若々しいまちであり、地域のひとの元気とパワーを感じたことから幾つになっても若々しく暮らせるまちを想像しました。
地域を取材して感じたのが、高齢者が元気で「おしゃべりが好き」。高齢化率が区内で一番高く高齢化が進むまちとお聞きしました。でも取材した地域のみなさんが、元気で仲が良く、そして「おしゃべり」が好きなことに気づきました。「おしゃべり」は元気の源。実際に地域の人に会ってそう思いました。
これから変わる「花の町の未来が楽しみ」。地域の方が優しくしてくれました。取材に行くまで地域のことを知りませんでした。取材して花の町が好きになりました。これからも時々訪問したいと思っています。
「子育てしやすいまち、育った子どもたちが海に放した鮭のように大人になって戻ってくるまち」。取材して地域が子ども会や子どもに関しての行事に力を入れているのを知りました。本当に住み心地のいいまちだと思います。
取材で地域の会長やスタッフに出会い「面白いポスターを作ってや!」といわれたことで「面白いポスターを創ろう!」「地域の人の良さを前面に出そう」と考えました。清江地域を担当して本当に良かったです。会長の頭は、清江小学校の珍しい緑化された芝生グランドをモチーフにしました。
概ね小学校区において、地域の実情に応じて多様な団体が地域の未来について話し合い、地域活動や課題解決に取り組む地域運営の仕組み。
住之江区でも14の地域活動協議会が、防災・防犯、子ども・青少年、福祉、健康、文化・スポーツの分野に取り組んでいます。
・安立連合地域活動協議会 ・敷津浦地域活動協議会 ・住之江連合地域活動協議会
・大阪市住之江区住吉川地域活動協議会 ・さざんか加賀屋協議会
・さざんか加賀屋東協議会 ・さざんか粉浜活動協議会 ・さざんか平林協議会
・さざんか新北島協議会 ・さざんか南港緑協議会 ・さざんか花の町協議会
・さざんか海の町協議会 ・さざんか太陽の町協議会 ・さざんか清江協議会